スマホ、使っていますか?
本ブログを見てくださっている方で使っていないという人は多分皆無ですよね。
この度、医者の不養生というかなんというか、ひどい”スマホ腱鞘炎”になってしまったので注意喚起させていただきます
現代病であり有名な病気でもあるのでご存知の方も多いと思いますが簡単に解説します。
スマホを使うと親指の付け根が痛くなる方は少なくないと思いますが、これは親指を動かすための腱に炎症が起こった状態で、正式には「ドケルバン病」といいます
もう少し詳しく言うと、親指を広げたり伸ばしたりするための腱が通るためのトンネル(腱鞘)があるのですが、このトンネルは元々が狭く、ここに更に炎症が起こると動きが阻害され強い痛みが起こります。
この病気は昔からあるもので原因はスマホに限らずPCや育児、スポーツなど様々な原因により生じます。
しかしやはり現代ではスマホの使用で親指を酷使することにより起こることが多いようです。
ドケルバン病になっていないかは自身で簡単に調べることができるので、試しに下図の動作をしてみてください
さて、私の場合。
もともとスマホを多用しており軽いドケルバン病を自覚していたところに、ここ1年くらい育児に奮闘しさらに親指を酷使していました。
そして数日前・・・娘を抱き上げようとしたところ左手に激痛が走りました。
ぎっくり腰(幸いなったことありませんが)の指版みたいな感じです
あまりの激痛でほぼ左手を使えなくなってしまったので友人の整形外科医に相談したところ(一通り笑われたあとに)
「まずは安静にして痛み止めを飲んで明日見せにきて」
ということでした。
翌日、診察してもらい、炎症を抑えるステロイドの局所注射を打ってもらったのでその後は随分軽快しています。
今回私の場合はステロイド局注で治療してもらいまいしたが、代表的な治療法は
軽症:安静、痛み止め内服
中等症:ステロイド局所注射
重症:手術
となっています。
正直、もう一度こうなるのは御免なので、育児はしょうがないにしてもスマホの多用は控えようと思いました笑
みなさんもお気をつけください。