不人気な東証2部IPO銘柄について有効な投資戦略がないか考えてみました。

まずは以下に2018年〜2020年に上場した東証2部銘柄一覧を示します。

 

東証2部IPO一覧

 

STIフードホールディングスは9月に上場したばかりでデータ不足、バリオセキュアは未上場なのでこの2つを除くと20銘柄ありました。

初値より高い株価は青字で示しています。

 

今回、分析にあたって抽出したのは上場1週間後(≒5営業日後)、1ヶ月後、3ヶ月後、6ヶ月後、2020/10/27現在の株価です。

あえて上場1週間後を抽出した理由としては、上場直後の激しいボラティリティが低下し、ある程度価格が落ち着いてくることが多いタイミングだからです。

 

さて、そもそも今回の分析をしてみようと思ったのは

「東証2部上場銘柄は不人気ゆえ初値が抑えられがちになり、企業価値に対し当初の株価が割安になるため上場後の上昇が期待できるのではないか?」

という仮定を立てたためです。

 

そこで、上場3ヶ月後を一つの区切りとして、初値より株価が上昇した銘柄がどのくらいあるかみてみると・・・

7/20銘柄で勝率35%なので全然だめですね。

 

全体としてみればやはり、東証2部IPOはあまりセカンダリーの上昇には期待できないという結論になりそうです。

 

一方でここからが重要なのですが、えてして上場後に株価が下がりがちな東証2部IPO銘柄なのに、それでもセカンダリーで上昇する強い銘柄には何か特徴はないだろうか?ということを考えてみました。

 

データをみて色々考えてみましたが、一つ有力かもしれない説をみつけました。

 

それは

上場1週間後の株価より上場1ヶ月後の株価が大きい銘柄は、上場3ヶ月後には更に上昇している可能性が高い

ということです。

 

平たく言うと上場後【1週間<1ヶ月<3ヶ月】で右肩上がりになっているということですね。

 

この説に沿って勝率を出すと、9銘柄中6銘柄、すなわち勝率66%でした。

66%なんてそんなに高くないじゃん?と思われそうですが、上記9銘柄のうち、2019年12月に上場した2銘柄(テクノフレックス、ベース)の3ヶ月後というのが2020年3月のコロナショック真っ只中であるため、通常時であればもう少し勝率が高くなる可能性があります。

 

一度上昇トレンドに乗ったらその後も上昇する、というのは別におかしなことではないどころかむしろそれが普通なので、結構道理に沿っているかな?と思いますがいかがでしょうか。

言い方を変えると、不人気で注目が集まりにくい東証2部銘柄なのに上昇基調に乗れた銘柄ということですからね。

 

したがって、9/25に上場したSTIフードホールディングス(2932)は今回の仮説にあてはめるとGOになります。

言い出しといて買わないのもアレなので、明日早速買って3ヶ月後にどうなるか検証したいと思います。

※11/26追記:2,988円で購入し現在上場2ヶ月後時点で3,655円(+22%)

 

 

今回は手始めに3年分でやってみましたが、思ったよりデータが少なく統計的には微妙なところなので、次回もう少しサンプルを増やしてやってみたいと思います。東証2部に限らずやってみるのも面白そうですね。

ほか、ご意見や要望などありましたらよろしくお願いします。

 

point
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