12/25クリスマス上場3社の一つ、SANEIの初値予想とBB参加スタンスです。
ザ・東証2部という感じの銘柄で、同じくいかにも東証2部っぽいバルブ製造業のオーケーエム(6229)と印象が被ります。
理想を言えばオーケーエムの初値をみて最終BBスタンスを決めたいところですが、ちょうどSANEIの抽選日にオーケーエムの上場日なんですよね。
仮に当選した場合はオーケーエムの結果をみて購入を決めてもよいかもしれません。
現段階の予測としてはSANEIは公募割れの可能性が低いと踏んだので積極参加でいこうと思います。
SANEI(6230)
主幹事:大和証券
幹事:SBI証券、三菱UFJMS証券、野村證券、SMBC日興証券、auカブコム証券
上場日:12/25(金) 【3社同時上場】
市場:東証2部
事業内容:給排水器具等の製造販売
想定価格:2,050円
仮条件:2,050〜2,200円(やや強気)
公募・売出株数:260,000株+200,000株(+OA 69,000株)
吸収金額:11億円(やや小型)
業績:ほぼ横ばいで安定
備考:2020年4月上場予定もコロナで延期
まず個人的な話をさせていただくと、私は今回のIPOが発表されるまでこの会社を知りませんでした。
しかし、ふと家のお風呂の蛇口をみると・・・SANEIの文字が。
夏に娘が生まれた後ほどなくして自宅を引っ越したのですが、前の家のシャワーにくらべて勢いが良いのに肌当たりが優しく、子どもにシャワーをかけるのに向いたシャワーヘッドだと感心していたんですよね。
そう思っていたところでSANEIの文字を見つけたので個人的にとても印象がよい会社です。
さて。
そのような個人的な印象は別として銘柄をみると
・いかにも東証2部らしい地味な業種と安定的な業績
・東証2部にしては規模が小さめ。VC出資なし
・再上場申請
・年末上場だがこの後に2社の上場が控えておりご祝儀買いは入りにくい
・割安な想定価格と強気な仮条件
仮条件の上限2,200円を基準にしても予想PER 6.8倍、予想PBR 0.49倍、予想配当利回り3.2%になるので割安と考えて良さそうです。
以上から公募割れの可能性は低く、数千円〜良ければ数万円の利益が得られると予想し、
初値予想:2,200〜2,700円
BB参加スタンス:C
としました。
当選本数が少なくペナルティがあるSMBC日興証券と三菱UFJMS証券はスルーでその他は積極参加の方針でいきたいと思います。
もしオーケーエムの初値が割れて公募割れリスクを感じるようであれば、初値で売らずしばらくホールドするのもいいかもしれませんね。