MITホールディングス(4016)の初値予想とBB参加スタンスです。
その前に市況全体について少し。
米大統領選がすんなり決まらずこれから揉めそうな情勢です。
しかしMITホールディングスが上場する11/25頃にはどういう形であれひとまず落ち着いており、強気相場入りしている可能性が高いと考えています。
スペック的に初値の高騰が期待できる銘柄ですが、更に上場時のIPO市況も良いのではないだろうか?というのが個人的な予想です。
ということでMITホールディングス(4016)についてみていきましょう。
主幹事:SBI証券
上場日:11/25(水)
市場:JASDAQスタンダード
想定価格:610円
仮条件:630〜690円
事業内容
「我々企業グループ全社は知的アスリート集団を目指します。当社グループは常にもてる知識を結集し、創造力を発揮し、最高品質のサービスでイノベーションとビタミンを社会に提供し続けます。」
というなんだかよくわからない経営理念です。
社会に対し新しい価値(イノベーション)と不可欠なサービス(ビタミン)の双方を提供しますという意気込みなんでしょうかね。
具体的な事業としては業務用SIがメインで売上の約90%を占めています。その他の事業としてCADや3D顔認証システムなどのソリューションサービスを提供しています。
業種的にはIPOで人気の分野ですね。
業績
急激な伸びこそないものの着実に成長しコツコツと利益を積み上げている感じですね。
業績だけみるとむしろ地味というか堅実な部類の会社です。
実際、前身を含めると30年の社歴がある企業なので安定した経営をしていると思われます。
吸収規模、VC・ロックアップ状況など
市場からの吸収金額は3.4億円と小型案件です。
公募が25万株、売出しが30万株と少なく、売出しのうち大半(25万株)がちば新産業育成投資事業有限責任組合というVCからのものです。
ほかにVCが見当たらず、既存株主のほとんどは180日のロックアップがかかっているので売り圧力は皆無といってよいでしょう。
IPO評価
以上よりまとめると
プラス要因
単独上場、JASDAQ上場、公募価格が低い、仮条件は若干強気、業務用SI、安定した利益、小型案件、売り圧力が低い
に対して
マイナス要因
成長性に少し乏しい
程度でしょうか。
IPOとしてはほぼ欠点がないと言えるでしょう。
初値予想
もちろん主幹事SBI証券で当選を狙いますが、今後SBIネオモバイル証券の幹事参加が発表される可能性があります。
同証券では2020年10月16日にFX口座を開設することでIPO当選確率がUPするとアナウンスがありました。
今後に備えて事前に口座開設を済ませておきましょう。