本日はIPO新規承認が1件ありました。

 

上場日:12/28(月)

市場:マザーズ

主幹事:野村證券

事業内容:HGF(肝細胞増殖因子)タンパク質を用いた難治性疾患の治療薬の研究開発

想定価格:950円

吸収金額:6.3億円

公募/売出株数:580,000/0株(OA 87,000株)

 

大阪大×慶應義塾大学を中心とした医薬品研究開発企業で、脊髄損傷急性期、ALS、急性腎障害、声帯瘢痕といった難治性疾患に対してHGFタンパク質性医薬品の研究開発を行っています。

 

声帯瘢痕の患者さんは私は診たことがありませんが、前者3つ(特に前者2つ)はいずれもミゼラブルな疾患なので効果的な治療薬を開発していただけると有り難いですね。

 

ただIPO企業としてみると売上0で赤字の中で上場のバイオ企業であるため注意が必要です。

売出はないもののVC保有が多く、1.5倍のロックアップ解除条件がついているので売出し圧力が大きそうですね。

この想定価格で1.5倍となると軽々と突破が予想されるのであまり大きな利益は期待できなそうです。

 

日程的には年内最後になりそうなIPOなのでプラスにはたらきそうですが、もう1〜2社くらいIPOが追加されてもおかしくないですね。

 

しかし赤字のバイオ企業ということで公募割れの可能性も否定できず、一方で初値が上昇したとしてもあまり大きな利益は期待できなそうです。

 

以上より、現段階でのIPO評価は(D寄りですが)ひとまずCにしておきます。

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