ハンドメイドマーケットプレイス運営を行うIPO銘柄、クリーマ(4017)の仮条件が公開されました。

 

主幹事:SBI証券

上場日:11/27(金)

市場:東証マザーズ

想定価格:3,250円

仮条件:3,250〜3,570円(強気

 

元々、想定価格自体がやや強気な印象でしたが、更に強気な仮条件を出してきましたね。

仮条件を踏まえたBB参加スタンス、初値予想およびセカンダリー戦略について以下に述べていきます。

 

事業内容

日本および中国語圏内でハンドメイドマーケットプレイス、Creema(クリーマ)を運営。
その他、出店クリエイター・企業・地方公共団体のマーケ ティング支援を行うプラットフォームサービス提供、東京・札幌で実店舗展開、東京ビッグサイトでのクリエイターの祭典イベントなども行っています。
アプリのDL数は1,049万件であり、すでに一定の地位や知名度を築いているといえますね。
国内におけるライバルとしてGMOペパポ社が運営するminneがあり、こちらの累計DL数は約1,150万件とほぼ拮抗しています。
creema, index
今回の本題から少しずれますが、同様のハンドメイドマーケットプレイスを世界規模で運営しているサイトにエッツィー(Etsy,ティッカーコード[ETSY])があります。
別記事で書きましたがこの銘柄は私の米国株主力銘柄の一つであり、先日の好決算を受けて買い増ししました。
今後、エッツィーが上がってくるようなら後追いでクリーマに買い向かってみるのも面白いと思います。
話を戻しまして。
私はクリーマで商品を購入したことがあるため、せっかくなので買った商品の紹介もしてみます。

creema, shelf

パッと見は単なる木製の棚ですね。

実際、ウッドシェルフに違いありません。

 

しかし本職で林業を営んでいる方が端材を使って制作した棚なので、おそらく良い木材を使っているのでしょう。

ホームセンターで売っているような木材に較べると柔らかみと暖かみがあります(その分傷はつきやすいですが)。

子どもが頭をぶつけても痛くなさそうな木材、といえば雰囲気が伝わるでしょうか。

 

 

クリーマは仲介するだけで個人(製作者)→個人(この場合は私)に販売されるため、他に中抜きがないので新品ながら安く手に入れることができました。

 

このようにクリーマでは各地のクリエイターが制作した家具、服飾品、小物、フード・ドリンク等のオリジナルハンドメイド商品の売買を仲介しています。

業績

黒字化したのは最近ですが、売上高は右肩上がりで今後の成長にも期待できます。

creema, performance

 

吸収規模、VC・ロックアップ状況など

吸収規模は約60億円の中型〜大型案件です。

公募株数113,000株に対し売出株数1,559,700株となっており、公募がほとんどなく大半が既存株主からの売出しといえますね。

 

また、既存株主のうちVCからの出資が約54%を占めています。

 

VC保有分には1.5倍(もしくは90日)のロックアップ条件がかかっています。

 

IPO評価

以上より

 

プラス要因

知名度の高さ、ハンドメイドECサイト運営という業種、業績・成長性に期待できる、マザーズ上場、(※)強気な仮条件

 

マイナス要因

値がさ株で規模大きめ、公募がほとんどなし、VC出資が多い

 

というところです。

今回、強気な仮条件をプラス要因としましたが、元々の想定価格が強気だったためこれが果たして吉と出るかは未知数なところでもありますね。

 

基本的に通常以上の市況であれば公募割れの心配はないと考えますが、規模が大きいので思ったほどの利益が出ない可能性は充分にありそうです。

初値予想

以上より
初値予想
4,000円〜5,000円
としました。
BB評価はBとします。
市況によっては公募割れの可能性も0ではないので、購入辞退によるペナルティがあり当選株数が少ないSMBC日興証券などは不参加の方針にしました。

セカンダリーに関する私見

初値に関しては以上の通りですが、VC出資が大きくセカンダリー的に面白そうな銘柄なので別途記載しておきます。
VC保有分には1.5倍のロックアップ条件がかかっているため、公募価格が仮条件上限の3,570円とするとロックアップ解除価格は5,355円となります。
言い方を変えると、5,355円を超えさえすればVCが現金化できる株が大量に潜んでいるとも言えます。
したがって仮に初値があまり高くなければ、短期的にセカンダリーで少なくとも一度は5,355円まで上がる可能性が高いのではないでしょうか。
例えば初値が4,500円だとしたら、4,800円で買い注文→5,300円で予め売り注文を出しておく。
などの戦術が使えるのでは?と予想します。
ただ中長期的いえば5,355円を余裕で突破して更に上昇するには少し時間がかかるかもしれませんね。
事業自体はコロナ禍〜アフターコロナの時相に合っているので期待できると思います。
以上、クリーマ(4017)のIPOについて述べました。
参考になれば幸いです。
なおクリーマの主幹事はSBI証券なので、今後SBIネオモバイル証券の幹事参加が発表される可能性があります。

同証券では2020年10月16日にFX口座を開設することでIPO当選確率がUPするとアナウンスがありました。

今後に備えて事前に口座開設を済ませておきましょう。

SBIネオモバイル証券(FX)

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