ネット証券を中心に、未成年でも親の同意があれば子ども名義の口座を開設しIPOに参加できる証券会社が多数あります。

以下に未成年口座が開設できる証券会社を一覧化しました。

お子さんがいらっしゃる方には有用な情報だと思いますので是非お役立てください。

未成年口座とは?

通常、証券口座を開設できるのは満20歳以上の成人が対象ですが、親権者(あるいは後見人)の同意があれば未成年の名義で口座を開設することができます。

 

未成年≒20歳未満なので赤ちゃんであっても口座の開設が可能です。

※例外的に、20歳未満でも既婚者であれば成年として扱われるので通常の証券口座が開設できます。

 

多くの証券会社では未成年口座でIPO抽選に参加できますが、中にはIPOの取引不可な証券会社もあります。

 

未成年口座の開設に必要な書類と期間は?

未成年口座の開設に必要な書類は証券会社により多少の差異がありますが、

 

①子ども名義の銀行口座

②子どもの身分証明証(健康保険証など)

③子ども+親権者両方のマイナンバーが記載された住民票

④子ども本人用の印鑑

(⑤マイナンバーカード)

 

があれば大体の証券会社で口座を開設できます。

⑤のマイナンバーカードがある方が手続きがスムーズかと思いますが、マイナンバー付き住民票があれば済むので、当ブログの場合にはマイナンバーカードが届く前に一通りの口座開設を済ませることができました

余談ながら赤ちゃんのマイナンバーカードは頑張って正面を向かせて自分で写真を取らなければならず、出来上がったカードもなかなかシュールです。

 

口座開設にかかる時間は通常の口座開設より概ね遅くなり、申請後1〜2週間程度はかかります。

理由は通常の口座開設と違い、基本的にオンラインのみでの申込を完了できず郵送で書類のやり取りが必要となるためです。

加えて、ジュニアNISA口座の場合には更に時間がかかることもあります。

 

未成年口座開設の具体的な流れは以下の記事で紹介しています。

 

IPO参加可能な未成年口座を開設できる証券会社は?

①店頭系大手証券

主幹事になることが多い大手証券5社(野村證券、大和証券、SMBC日興証券、みずほ証券、三菱UFJモルガン・スタンレー証券)の中でネットからIPOに参加できる証券会社は大和証券のみです。

 

SMBC日興証券は未成年口座でIPO参加自体はできるものの、店頭でしか申込みできないので親がお得意様でないと当選は厳しいと思われます。

 

その他、野村證券、みずほ証券、三菱UFJ MS証券については基本的に未成年口座でのIPO申込はできません。

 

大和証券(重要度:★★★★★)

主幹事を務めることが多い大手証券会社の中で、未成年口座からネットでIPO申込ができる唯一の証券会社です。

ただし親の口座が店頭・ネットに関わらず未成年口座は店頭口座しか選べません。

IPOの申込自体はネットから可能ですが、抽選に裁量がはたらいている可能性があります。

 

特筆すべきはジュニアNISA口座を大和証券で開設すると完全に別口座扱いになるので2口座でIPOの抽選が受けられる点です。

これについては別記事で解説しているので参照ください。

 

大和証券でもう一つ付け加えたいのが、『家族プラス』という家族プログラムが用意されている点です。

大和証券では預け入れ資産に応じてIPOの抽選優遇が受けられるプレミアムステージが設定されており、家族プラスを申し込むことにより代表者のプレミアムステージを配偶者や子の口座にも適応することができます。


(出典:大和証券)

 

当ブログの場合は私がシルバーステージでチャンス抽選を3回受けられるので、妻、娘にもシルバーステージが適応されます。

単純計算でいえば3人で最上位のプラチナステージ並のチャンス抽選を受けられることになります。

 

なお家族プラスはコールセンターに電話し申込書を取り寄せて申請する必要があるので注意しましょう。

 

②大手ネット証券

大手ネット証券にはSBI証券、楽天証券、マネックス証券があり、いずれも未成年口座からIPOに参加することができます。

3社ともIPOの主力級になる証券会社であり、かつ手数料や取扱商品の豊富さから純粋な資産運用にも適した口座ですので開設して損はありません。

 

SBI証券(重要度:★★★★★)

大和証券と並び最優先で未成年口座を開設したいのがSBI証券になります。

主幹事を務めることが多く、かつネット系企業を取り扱うことが多いので初値の高騰に期待ができます。

加えて委託幹事数も非常に多く、IPOに参加する上で欠かせない証券会社でしょう。

 

特筆すべきはチャレンジポイント制を導入している点で、落選したとしてもポイントが加算されていくため、将来に向けた資産運用という観点からも有意義です。

 

ジュニアNISAでもIPOの申込が可能ですが、元々口座数より資金量に左右される抽選方式であるため、投資金額に上限のあるジュニアNISAを活用して当選確率を上げるのは難しいと思われます。

しかしSBI証券のジュニアNISA口座は国内株・ETFと海外株ETFの取引手数料が無料なので、IPO狙いではない純粋な資産運用用の未成年口座であればSBI証券のジュニアNISA口座をおすすめします。

SBI証券の開設はネクシィーズトレードへ

 

楽天証券(重要度:★★★)

楽天証券は主幹事を務めることがありませんが比較的委託幹事となることが多く、かつ資金量に左右されない平等抽選方式であるため積極的に開設しておきたい口座です。

後期型の抽選方式を取っていますが、抽選申込時にも資金が必要です(この時点では資金拘束はされません)。

 

配分数はそこそこあるもののそれ以上に口座数が多いため当選率は残念ながらあまり高くありませんが、倍率や抽選方式も公表しており全体的に公平感が強い証券会社です。

ジュニアNISAでは残念ながらIPOの取り扱いはありません。

 

マネックス証券(重要度:★★★★)

マネックス証券も主幹事を務めることはありませんが委託幹事を務めることが多く、100%の完全平等抽選を採用しています。

かつ、委託幹事としては比較的配分が多く主幹事の次に当選確率が高いことが多々あります。

抽選申し込みで資金が拘束されるため同一資金で複数の抽選を受けることはできませんが、当選確率が高く優先的に口座を解説したい証券会社です。

ジュニアNISAでもIPO申込ができますが、通常の未成年口座と重複しての申込はできないようです。

マネックス証券IPO

 

③準大手ネット証券

多数の証券会社があるので通常の未成年口座からIPOに参加できる会社を記載します。

 

※2020年現在
DMM証券・ライブスター証券はジュニアNISA口座の開設が必須であり未成年口座単独での口座開設ができなくなりました。

 

なおいずれの証券会社も成人用の一般口座としてはIPO的に有用な証券会社です。

 

 

★DMM証券では資金不要かつ平等抽選が受けられます。

しかしそれ以上のメリットとして月額4,400円の株式新聞Webが無料で購読可能になる唯一無二のサービスがついてきます。

株式新聞Webは株式情報はもちろん、取材に基づいたIPOの初値予想を配信している新聞社でもありIPO投資を行う上で非常に有益な新聞です。

もう一つ、DMM証券でMacユーザーに特に嬉しいメリットとして高機能なインストール版チャート分析ツールがMacに対応していることが挙げられます。Windows版のインストール版チャート分析ツールは他社で用意していますが、Mac版はDMM証券や楽天証券などごく限られた会社でしか提供していないのでMacユーザーとしては非常に重宝します。

DMM.com証券

 

 

★ライブスター証券は資金不要で抽選を受けられるものの取扱い数は多くありません。

しかし2020年にSBI証券の傘下に入ったことにより今後IPOの取り扱いが増える可能性があるため今のうちに口座を開設しておくとよいでしょう。

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松井証券(重要度:★★★)

松井証券は幹事を務めることがそれほど多くありませんが資金不要で抽選+平等抽選かつ比較的口座数が少ないため狙い目の証券会社です。

資金不要で抽選を受けられる証券会社の中ではかなり当選本数が多いので積極的に口座開設すべき証券会社です。

松井証券のIPO

 

岡三オンライン証券(重要度:★★★)

岡三オンライン証券は、幹事数は多いものの当選枚数が少ないため当選確率は高くありません。

しかしこちらも資金不要で抽選が受けられるので作っておいて損はない証券会社です。

また、親の口座開設が必須でなく子どもの口座を単独で作れるという少し珍しい証券会社です。

 

auカブコム証券(重要度:★★)

auカブコム証券は幹事数は少ないものの平等抽選方式を採用しています。

三菱UFJモルガン・スタンレー証券の子会社であるため、同社が主幹事のIPOの場合は当選が期待できます。

 

GMOクリック証券(重要度:★★〜★★★★)

GMOクリック証券は幹事数が非常に少なく1年に1回あるかないか程度です。

しかしネット系企業の雄であるGMOの系列企業が上場する際の委託幹事を務め、その場合は主幹事並かそれ以上に配分が多くなるかつ平等抽選であることからGMO系企業が上場する際には最も当選確率が高い証券会社となります。

 

加えてGMO系列の企業は初値が高騰することが多く、2020年7月に上場したGMOフィナンシャルゲート(4051)は

公募価格2,540円→初値6,550円と+158%の高騰を示しました。

 

次回、GMO系企業のIPOを観測したら優先的に口座を開設しましょう。

 

④その他 準大手店頭系証券

その他、店頭系証券の未成年口座は

 

岡三証券:店頭口座のみ

岩井コスモ証券:未成年はジュニアNISAの対面 or コールセンター口座のみ

丸三証券:ジュニアNISAの開設必須

東海東京証券:「未成年口座を開設できる場合もある」、基本はジュニアNISA

 

となっており、いずれもIPO的にはほとんど期待できないと思われます。

 

まとめ

以上、未成年口座が開設できる証券会社をまとめました。

 

IPOは当選確率こそ低いものの、当たればかなりの確率で利益が期待できます。

当選確率を上げるために最も重要かつ効果的な方法が口座数を増やすことであり、子ども名義の口座を作ることは非常に効果的な方法です。

 

また、ほぼノーリスクで高いリターンが期待できるIPOは子どもの将来のための安定的な資産運用手段にも適していると考えています。

配偶者や子どもの口座も開設して積極的にIPO当選を狙っていきましょう!

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